こんにちは!
鍼灸整体カラダの説明書 緑橋院の奥村将です。 大阪市城東区の緑橋で皆様の健康サポートをさせていただいてます。
さて、今回のテーマは『鍼灸がもたらす意外な健康効果』について
鍼灸治療は認知率が高い反面で’’受けたことがない’’という方が非常に多いのも事実です。
そもそも、鍼灸って何に効果的かわからない、、、
そんな方が非常に多いかと思います。
今回の記事では、そんな方に向けての発信です。
鍼灸の起源から適応疾患まで細かく解説していきますので、ご興味のある方は
是非最後までご覧ください。
鍼灸とは
鍼+お灸を合わせて鍼灸と呼ぶ
鍼灸とは鍼+お灸のことを合わせて呼びます。
鍼灸は自然治癒力を最大限に引き出す伝統的な治療法です。
人間の身体には自己修復と健康を維持するための力が備わっており、鍼灸はこの力を活性化させます。
鍼治療では、身体の特定のポイントに細い鍼を刺すことで、血流を促進し、体内の気の流れを調整します。
灸治療は、温熱を用いて同様の効果を達成します。
手段は少し異なりますが、身体の冷え具合た症状に応じて使い分けていきます。
冷えてたら温めますし、熱が籠ってたら鍼を用いて温度を下げます。
これらの方法により、ストレス軽減、痛みの緩和、免疫力の向上などが期待できます。
したがって、鍼灸は身体と心のバランスを整えるための有効な手段です。
近年での鍼灸治療
近年ではリモートワークや生活環境の急な変化から
身体的にも精神的にもストレスが溜まりやすくなりました。
そこの解決手段として鍼灸は非常に注目を寄せています。
東洋医学はカラダの見えない部分を調整することに長けています。
自宅で簡単にできるツボ押しや、家庭用のお灸を用いたセルフケアなど
着実に生活の中に鍼灸が浸透してきてるのは間違いありません。
最近ではNHKでも鍼灸治療が特集されたりと、注目を寄せています。
鍼灸の歴史
鍼灸が持つ長い歴史とその発展過程は、単に一つの治療法としての役割を超え、文化や医学の進化に大きく寄与してきました。中国で始まり、その後日本を含む世界中に広がったこの伝統的な治療法は、数千年にわたり人々の健康維持や病気治療に役立ってきました。
『黄帝内経』と鍼灸
『黄帝内経』は紀元前2世紀頃に成立したとされる中国医学の基礎文献です。
鍼灸治療の理論と実践に関する最初の包括的な記述を含んでいます。
この文献は、体内の気の流れや経絡や経穴に関する理論を詳述し、後世の鍼灸の実践に大きな影響を与えました。
『黄帝内経』に記された治療法や哲学は、身体と心、そして自然との調和を重視し
今日でも多くの鍼灸師によって実践されています。
日本への鍼灸伝来と発展
鍼灸が日本に伝わったのは、6世紀頃とされています。
それ以来、日本では中国から伝わった鍼灸の技術や理論を基にしつつも、独自の発展を遂げてきました。
例えば、江戸時代には、盲人が鍼師として活躍する文化が栄えます。
日本においては独自の経絡や経穴の考え方、治療法が生まれ、現代に至るまで進化し続けています。
鍼灸の効果と人々の健康への貢献
鍼灸の歴史を通じて、その効果は多くの人々の経験によって記録されてきました。
痛みの管理、ストレスの軽減、免疫機能の向上など、鍼灸がもたらす健康上の利点は現代医学においても認められ、科学的な研究によってそのメカニズムが解明されつつあります。
また、西洋医学との組み合わせによる治療法としても注目されており、伝統と現代科学の架け橋となっています。
鍼灸の科学
一見怪しい、、、とされがちな鍼灸ですが、、、
鍼灸治療の効果に関する科学的な研究は現代医療での役割において再評価を受けています。
以下では、鍼灸治療の効果に関する研究成果をさらに深掘りしてみましょう。
痛みの緩和における鍼治療の役割
鍼治療が痛みの管理にどのように貢献するかについては、多くの研究が行われています。
一つの説は、鍼が体内でエンドルフィン(自然に産生される鎮痛物質)の放出を促進することです。
エンドルフィンは自然な痛み緩和作用を持ち、これが鍼治療による痛み緩和の一因であると考えられています。
また、鍼治療が脳の特定の領域を刺激し
痛みに関連する神経パスウェイの活動を変化させることも示唆されています。
このような脳の活動の変化は、痛みの認識を減少させ、患者の快適さを高めることに寄与する可能性があります。
血行促進と炎症の減少
鍼治療が血行を促進し、炎症を減少させるという研究結果もあります。
鍼を刺入することで体内の微細な損傷が発生し、その結果として体は治癒を促進します。
この過程で血液循環が促進され、酸素や栄養素が損傷部位により効率的に運ばれるようになります。
また、これは炎症反応を減少させ、痛みや腫れを和らげる効果があると考えられています。
治癒の自作自演ってところでしょうか?笑
ストレスの軽減と鍼灸
鍼灸治療は、ストレスの軽減にも効果があると報告されています。
そして、鍼治療は自律神経系のバランスを改善し、リラクゼーション効果を促進することが示されています。
このリラクゼーション効果は、心拍数の低下、血圧の低下、そしてストレスホルモンのレベルの減少を伴います。
現代科学と古代鍼灸の知恵の架橋
鍼灸治療に関する現代の科学的研究は日々進んでます。
古代の知恵と現代科学の研究により、鍼灸治療の潜在的な利点をより広範囲に
より深く取り入れることが可能になりました。
そして、研究のおかげで西洋医学と東洋医学の融合を促進し、治療の選択肢が広がってきました。
特に、従来の治療法で十分な効果が得られない慢性疼痛やストレス関連疾患を抱える患者にとって
鍼灸は有効な選択肢となってきています。
鍼灸と現代医療
現代医療での役割
現代医療では、鍼灸は「補助的な治療法」として重宝されています。
これは、鍼灸が他の医療手段と組み合わせて用いられることで、治療の効果を高め、患者さんの回復を助けることができるからです。
疼痛管理
多くの人が抱える問題の一つに、慢性的な痛みがあります。
慢性痛は、器質的な損傷を含めたストレスや食事、睡眠など、様々な原因で起こります。
なんと鍼灸治療は、このような痛みを和らげるのに役立つことが科学的に証明されています。
鍼を刺すことで、体は痛みに対抗する自然な物質を放出し、結果として痛みが軽減されます。
鍼灸のリハビリテーションのサポート
また、鍼灸はリハビリテーションプロセスでも重要な役割を果たしています。
脳卒中や大怪我の後に運動機能に障害が残った患者さんがいたとします。
鍼治療は、これらの患者さんの筋肉の緊張を和らげ、運動範囲を広げるのに役立つことがあります。
これにより、患者さんがより早く日常生活に戻れるようサポートします。
鍼灸と西洋医学との組み合わせ
鍼灸は、薬や手術といった西洋医学の治療法と組み合わせることで、患者さんの回復を加速させることができます。
例えば、手術後の痛みや、化学療法による副作用を和らげるために、鍼治療が用いられることがあります。
鍼灸の効果と副作用
鍼灸の効果は人によって違う?
鍼灸治療の効果は人によって違います。
体の状態や体質、さらには治療を受ける理由(痛み、ストレス、疲れなど)によって、感じる効果が変わることがあります。多くの人が治療後にリラックスしたり、痛みが軽くなったりすると感じていますが、体質的に合わない方も存在します。
結局は相性です。
鍼灸に副作用はあるの?
鍼灸治療は副作用が非常に少ないとされていますが、鍼を刺す場所が少し内出血したり、治療後にそこが少し痛んだりすることがあります。
しかしながら、これらの副作用は通常、すぐに治まりますし、治療が体に与えるストレスはとても小さいものです。
つまり、ほとんどの人にとって安全な治療法と言えます。
鍼灸はどんな人にいいの?
鍼灸治療は、痛みを和らげたい人、ストレスや不安を感じている人、または単にリラックスしたい人など、さまざまな人にとって有効な方法です。
鍼灸治療は、自然な方法で体の不調を整え、リラックス感や痛みの軽減をもたらすことができる治療法です。
副作用は非常に少なく、多くの人にとって安全な選択肢となっています。
当院の鍼灸治療
当院では西洋医学+東洋医学を駆使して鍼灸治療を行います。
西洋医学的な検査を行い、関節の可動域や痛めてる組織をしっかりと判別したのち治療に入ります。
また、選択肢は鍼灸のみではありません。
鍼灸、整体、ストレッチ、ハイボルト、超音波、テーピング、運動など様々な手段を用いて痛みの改善を目指します。
皆様にとって当院の施術方法が最適化は断言でませんが、少しでも症状の改善に向けてできる精一杯ご尽力いたします。
鍼灸整体カラダの説明書 緑橋院
大阪メトロ緑橋駅より徒歩1分の治療院
初回料金4500円